子どもの心を中心に、からだの面にも目を向けるような診療を心がけています。
女性ならではの、お母さんの目線に近づけるようなお話しができればよいな…と思っています。
日々の診療で思うこと、日常生活の中で感じることなどをつづっています。
最近は、どちらかというと、
普段会えない友人達へのメッセージがわりとなっているようにも思います。
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言葉の力 ニュースから。
ホワイトデー、みなさんいかがお過ごしですか?

昨日あった、飛行機の「胴体着陸」のニュース、びっくりしましたね。
大きな事故にならずに、本当に良かったです。
沖縄に行くようになって、飛行機に乗ることへの抵抗感は薄れましたが、
それでもこういうニュースを聞くと、ちょっとびびります。

新聞やニュースで得た知識ですが…。
今回の飛行機を操縦されていた機長さん、操縦の技術もとてもすばらしいし、
また、とても責任感のある方のようですね。

というのは、このような状況だと、パニックになる方がおられても不思議ではありませんが、
ニュースでの搭乗者の方々のコメントをお聞きすると、
冷静に対処できた=不思議と助かるんだ、と思っていたと言われている方が多かったです。
その理由は?というと、機長さんが細かく様子を教えてくれたこと、
そして、「何度も訓練していますから、安心してください」と何度もアナウンスされたこと、のようです。
この言葉を自然と信じよう、という雰囲気となり、乗客の方々が、
「大丈夫、必ず助かる」という思いを持ったことが、現実につながったのでは…と考えました。

こういう事件が起こると、いろいろな分野の責任を問うような報道がなされがちですが、
決して科学的ではないけれど、このような実際に体験した人にしかわからない
言動のやりとりを伝える努力もしていってほしいな〜と、思いました。

言霊の意味を少しずつ伝えていきたい、と日頃から思っているくり坊でした。
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八重山商工ナインの今後
春に黒島へ行ったときに、八重山商工の試合を
民宿「のどか」で一緒になって、熱狂的に応援して以来の八重山商工ファンです。

彼らのこと、それからいろいろと知りました。
石嶺監督は、主選手達とリトルリーグ時代からのつきあいで、
野球の技術以外に、人として大切なこと(言葉遣いや態度など)を、
一生懸命教えてきたようです。
昨年は、喫煙騒動などもありましたが、それも乗り越えるだけのナイン間の絆が
あったのでしょうか。
10年以上のつきあいだそうです。
けれど、これから先は、プロや社会人として野球を続ける人もいれば、
新しい目標(ある選手は保育士と言ってました)を見据えて、野球から離れる人。

高校卒業時に、そこまで未来のこと、ちゃんと見据えてなかったな、と改めて思います。
私の場合、高校時代は必死に回りの人達についていってました。
当時、学業面では県下トップと言われた高校に在籍していましたが、
学業面というよりは、人として尊敬できたり、面白いと感じさせる面々に囲まれてました。とにかく、そこにいるだけで刺激を受ける日々。
担任のK先生も、そんな個性的な彼らを十分に好きなようにさせているように見せて、
上手く乗せることができた個性的な先生だったこともよかった。

学業面、ぎりぎりで入学して、特に個性的でもなかった私は、
とにかくいっぱいいっぱいで、その面白い人達の輪の中にいたように思う。
だから、当時進路先を決めるときも、
医者になりたいと思ったことはなく、「人と関わる仕事がしたい」という思いだけ。
当時、社会と数学、物理は得意、国語と社会はてんでだめ、という典型的理系少女。
周囲は、4年生大学(東大とか、京大とか、医学部とか)にいくのが普通の世界の中、
理系の学部の中から、「人と関わるなら医学部しかないな」と。
けれど、その頃読んだとある本の影響で、医者にだけはなりたくない、という思いを
自分の中で、「中に入れば見方が変わるかも?」という単純な思いだけで、医学部志望に。
医学部に入ってみて、いろんな意味で「向いてないのかも?」という思いを抱きつつ、
それでも、再度受験をするしんどさを考えたら、
「向いてないなんて、単なる我が儘」と言いくるめて、
とにかく、医者になるのに6年間かかったのだから、最低6年間は医者として働こう、と
心に決めて、それだったら、子どもの頃に大好きだった小児科の先生みたいになれれば、
と思い、「きつい、大変」などと人が避けるような小児科医を選んだ。

小児科医になってからは、とにかく目の前のことを一生懸命にがんばった。
がんばるという根性だけは、人に負けないという自信は、今もってあるのかも。
たくさんの子どもたちや、その親達から、教えてもらえることの大きさも
十分に私を伸ばしてくれたことには、本当にありがたいと思っている。

そして、決して自分一人でなしえたことはなく、
同僚のドクターや看護師さん達、その他の医療従事者の方達の力なくしては、
いろんなこと、できなかったというのは、まぎれもない事実。

けれど、何か落としてきたものがあるような気がします。
社会人だからのさみしさなのか、ずっと中心がはっきりしない。
仕事だけでよかったのかな?という思いがついてまわります。

今回、とある出来事を通じて、その思いばかりが強くなってしまってます。

じゃ、どうしたらいいんだろう?
その方法は、わからないなあ。
ひとつだけ言えることは、決して強くないよ、私。ってことだけ。
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8月だからこそ、考えておきたいこと。
以前と比べると、8月だからと、戦争のことを扱った特集が、
テレビにしろ、新聞にしろ、減りましたよね。
以前は、ドラマなどにも必ず取り上げられてました。
あまりに悲惨な状況で、かつ、悲しい気持ちになるので、目を背けたい、という思いもありました。

ところが、最近になって、戦争を特集された番組を見て、いろいろと感じます。
それは、「戦争はいけないことだ」ということにとどまるのではなく、
今の時代を生きている、というそのことに、もっと感謝していきたいということ。

NHKで、数日前、8時台の特集で、昭和11年に甲子園で全国制覇をした県立岐阜商業のナインが、その後戦争に徴集され、あるものは特攻隊員として、あるものは戦争の中で、亡くなっていったこと。
そして、満州からシベリアで拘束された方は、生きる目的を失った状態で帰国する
その船の中で、都市対抗野球の記事を読み、当時の同級生達の姿を見て、もう一度行きようと思った、と。その方は、その後、県立岐阜商業の監督として甲子園に来られて、現在、唯一の生存者なのだそうです。

その番組を見た2時間後に、同じNHKでは、あの今年の甲子園の決勝戦の二日間の特集をしてました。
どうでもいいような「タオル」のことは取り上げず、
野球は一人の優秀な選手がいたからといって、勝てるものではない。
早稲田実業の斎藤選手のスライダーを後逸しないために、猛特訓をしたキャッチャーの白川くんのこと。そして、その成長によって、甲子園の決勝戦の場で、勝利を手中に収める大きな要因となったこと。
甲子園優勝という結果の過程で、どれだけの努力がなされたのか、
そして、どれだけの気持ちのぶつかり合いがあったのか、それを伝える良い番組でした。

その前に放映された番組と比較すると、今の時代がいかに恵まれているのか、ということを実感します。
戦争が終わったのは、たった61年前なのです!!!!
そのたった61年間に、どれほどまでに人々の生活は便利になったことでしょうか?
その便利さが、いつの間にか当たり前のものになってしまっています。

人というのの欲求というのは、恐ろしいなーと思います。
まだまだ世界を見渡せば、戦争や貧困で、食べるものにも、着るものにも苦労している人達がたくさんいます。
そのことを知る手段というのはたくさんあるはずなのに、そしてたぶん知っているのに、
次から次へと「○○してくれない」とか、「○○しないのはおかしい」とか、
そういう言葉ばかりを聞きます。

テレビで知ったことですが、
家族で記念写真を撮った数日後に原爆が落ちたために、ちょうど広島市街から離れて働いていた10代後半のお姉ちゃんだけが生き残り、それ以外の家族を一度に失った方がおられます。その後どのような経過をたどったのか、その女性は語りませんが、現在は孫がおられます。ところが、その孫のお宮参りのときに家族の記念写真を撮ろうとしたところ、がんとして、写真を撮ることを拒んだそうです。それまでも同じようなことはあったのですが、このときに始めて、その女性の娘さんは「なぜ??」と思って、何度も何度も尋ねたところ、始めて原爆のこと、家族を失ったことを話したそうです。
この話を聞いたときに、一番に感じたこと、
それは今は恵まれた世の中だなぁということです。
というのも、その女性の症状は、今で言うところの、PTSD(心的外傷後ストレス障害)となると思います。
けれど、その時代、立ち止まっている時間はなかったのでしょう。誰もが大変な思いで生きてきた時代です。PTSDの人、いっぱいいたでしょうにね。

戦争は悲惨だから行ってはいけないこと、という視点だけでなく、
今の時代に生きることのありがたさ、幸せさを、
もっともっと実感していくには、どうすればよいのか…と思います。
私のことを話せば、恥ずかしながら、まだ2-3年前にこのことに感じたばかりです。
それまでは、人と比べたり、体制に不満をいったり、と、不満と愚痴だらけの日々でした。そのストレス発散に、ほしいのかどうかわからないもの達にやまほど囲まれる生活。

それが、本当につきが落ちたというのでしょうか、
自然とものを整理して、処分し、必要なものか、そうでないのかの判断ができ、
生活はとてもシンプルになりました。
必然的に、大切なものにお金をかける変わりに、必要としないものは節約するということを学び、小さな幸せを実感できるようになりました。
すると、小さな幸せって、日常生活のありとあらゆるところにあることに気がつきます。

子育てをしてるパパ、そして、ママへ。
子育てを十分に楽しんでください。子供から学ぶことって、本当にたくさんあります。
それは、子供が障害を抱えていても、です。
先日、とてもいろんな意味で優秀な小学校の先生とお話しする機会がありました。
私が「先生っていうお仕事、大変ですよね。嫌になったことありませんか?」と尋ねたところ、「いやー、一度もないですねー」ととても素敵な笑顔で答えてくれました。
そのとき、この先生が関わっている子どもたちは、幸せだなあと思い、嬉しくてしょうがなかったです。るんるん
親も一緒ですよね。子供と関わることを心から楽しめること、何よりも大切にしてほしいと思います。すると、子どもたちはそれだけで幸せになるのですから!
必ず自分以外の人を幸せに出来ること、それが親なのです。
そのためにも、今生きていること、そのことへの感謝を忘れないでいてほしいですね。

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ルールを守れない人達
痛ましい事故が起こりましたね。

海転落の車3児死亡 海の中道大橋 飲酒運転車が追突 福岡市職員逮捕

 福岡市東区の人工島(アイランドシティ)と雁の巣を結ぶ「海の中道大橋」で、一家5人が乗った多目的レジャー車(RV)が後続の乗用車に追突され、海に転落した事故で、福岡県警は26日未明までに一家の幼い子ども3人の死亡を確認した。県警は乗用車を運転していた同区奈多3丁目、福岡市西部動物管理センター職員の今林大(ふとし)容疑者(22)を道路交通法違反(ひき逃げ)と業務上過失致死傷の疑いで逮捕。今林容疑者は飲酒運転だったことなどから、危険運転致死傷容疑の適用も視野に捜査する。

 調べでは、死亡したのは福岡市博多区千代1丁目、会社員大上哲央(あきお)さん(33)の長男紘彬(ひろあき)ちゃん(4つ)、二男倫彬(ともあき)ちゃん(3つ)、長女紗彬(さあや)ちゃん(1つ)。いずれも水死だった。
 運転していた哲央さんと助手席の妻かおりさん(29)は車から出て、通り掛かった漁船に救助された。2人は軽いけが。子どもはRVの2列目と3列目に乗っていた。一家は、東区志賀島の金印公園にカブトムシ捕りにいった帰りだった。

 今林容疑者は高級国産車に知人男性(19)と乗っており、追突後に約300メートル走った後、大破した車が動かなくなり、停車した。2人は直前まで東区三苫のスナックで飲酒していたという。今林容疑者からは呼気1リットル当たり0・25ミリグラムのアルコールを検出。調べに対し、容疑を認め「前の車に気付かなかった」などと供述しているという。

 事故は25日午後10時50分ごろ、海の中道大橋を走っていた大上さんのRVに、今林容疑者の車が後ろから追突。RVはジープ型で、進行方向左側の歩道に乗り上げたあと、高さ約1メートルの鉄製ガードパイプを破り、約15メートル下の博多湾に転落した。当時、水深は約6メートルだった。

 今林容疑者はそのまま車の近くにおり、目撃者の通報で駆け付けた警察官に「私が事故を起こした」と名乗り出た。県警は、事故の詳しい状況について今林容疑者から事情を聴いている。

 現場は片側1車線の橋の中央付近で、海面から最も高くなっている場所。海の中道大橋は2002年10月に開通した。


この春から、長時間の車通勤を始めましたが、
ルールを守れない人達が、こんなにたくさんいるのか、とびっくりします。
飲酒運転はその最たるものですが、
交差点で直進する車が、空いている右折レーンにスピードをあげて入り込んだり、
ウインカーださずに車線変更したり、
あきらかに赤信号になってからも交差点につっこんだり、
携帯電話で話をしながら運転したり、
と、このような光景を見ない日はありません。

子供を持つ子供さんでも、チャイルドシートの利用していない人も多い。
先日は、なんと赤ちゃんを抱っこしたまま運転しているお母さんを発見。

事故は、起こってから反省しても遅いのです。
車を運転しているときは、自分だけでなく、人の命を預かると思って、
ルールを守る=当然、となる世の中になってほしいものです。
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食育がらみでかなしいニュース
子どもたちの食が乱れ、それの対応として、
学校や幼稚園、保育園などではいろんな取り組みがなされていますね。
そのひとつとして、取り組まれているのが、
子どもたちに野菜や果物を育て、収穫し、それを食べることを通じて、
好き嫌いをなくして、食べ物の大切さを教えること、があります。
昔から子どもたちは食べ物の好き嫌いが多くあるのですが、
以前はさして食べるものもなかったので、
がんばって食べることができていましたが、
飽食の時代、野菜を食べなくてもそれ以外のもので十分に満足できるために、
食べたくないものをがんばってまでして食べる必要がなくなってしまい、親も無理して食べさせなくなりました

そんな流れで、校庭内外で野菜作りを取り入れているのですが…。

(欅蕷爐留狡蹐念蕕討討い織潺縫肇泪箸鮨べて1歳児が窒息死
ミニトマトで窒息死 1歳園児、のどに詰まらせ

 静岡県東伊豆町の「稲取保育園」(鈴木八重子園長)で、1歳の女児がミニトマトをのどに詰まらせて窒息死していたことが27日、分かった。
 下田署などによると、25日午前10時半ごろ、女児は園庭で遊んでいて、急に苦しみだした。職員が119番し、ドクターヘリで同県伊豆の国市の病院に搬送したが、間もなく死亡したという。女児ののどからは、直径約2センチのミニトマトが見つかった。
 園庭ではミニトマトを栽培しており、同署はミニトマトを女児がのみ込んだとみて職員から事情を聴いている。
 当時、園庭では保育士7人と実習生3人の10人が、女児を含む3歳以下の園児約30人を遊ばせていたという。


⊂学校で育てたジャガイモを調理して食べた小学生と先生が食中毒発症

食中毒:江戸川区・鎌田小の児童ら77人 理科の実習で栽培ジャガイモ食べる /東京

 都福祉保健局は20日、江戸川区南篠崎町の区立鎌田小学校(吉村隆二校長)で、理科の実習で栽培したジャガイモを食べた6年生の児童75人と教諭2人の計77人が食中毒になったと発表した。ジャガイモに含まれる有毒物質ソラニン類が原因とみられる。
 同局食品監視課によると、ジャガイモは13、14日に収穫し、18日午前、校内の調理室で同校の調理員が皮ごとゆでて児童らに出した。児童らは食べた直後に腹痛や吐き気を訴えた。いずれも軽症で現在は全員が回復している。
 ソラニン類はジャガイモの芽や皮などに含まれ、発育不良の場合は量が増えるという。収穫したジャガイモには発育不十分なものがあり、ソラニン類の含有率は最大で通常の6倍に当たる0・12%だった。


と相次いで二つの事件がおきました。

ここで考えたいのは、「野菜作りから食べ物の大切さを教えること」このこと自体は間違っていないのです。
そうではなく具体的にどんな対策を取る必要があったのでしょうか?

0歳を除く乳幼児の死亡原因のトップは、不慮の事故です。
そして特に4歳未満では、溺水と窒息が主要な死因です。
となると、よちよち歩きで興味津々、なんでも口にものを入れたがる1-2歳児がいる保育園の園庭でミニトマトを作ることの危険性。
じゃがいもを調理するときに、気をつけない必要最低限の知識。

大人がこのことをきちんと気をつけて、考えていたか…ということが大切なのだと思います。

危険をゼロにすることはできませんし、いろんな失敗を経験して、
いろんな知識を身につけていくことが、子どもの成長でもあると思いますが、知識を持つ大人がどれだけのことを予測していたのか、
そして年齢相当の対策をしていたのか、だと思います。

これらの事件で、「学校や幼稚園などでは野菜作りをしない」という短絡的な結論を取るのではなく、予測をして対策を練れば、決して危ないことは起こらないという考え方が出てきてほしいです。

亡くなられた子供さんのご冥福をお祈りするともに、
決して死を無駄にしないような対策を、いろんな場所で考えていきたいですね。
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