子どもの心を中心に、からだの面にも目を向けるような診療を心がけています。
女性ならではの、お母さんの目線に近づけるようなお話しができればよいな…と思っています。
日々の診療で思うこと、日常生活の中で感じることなどをつづっています。
最近は、どちらかというと、
普段会えない友人達へのメッセージがわりとなっているようにも思います。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- / - / -
ライフサイクルという考え方
「子育て応援倶楽部」で、「親として気をつけてほしいこと」の部分でも取り上げていますが、
ライフサイクルという考え方を、ときどき自分に当てはめてみると、
ちょっと立ち止まって自分のことを考えるきっかけになるかもしれません。

私が上記のページを作ったときには、
子育ての中で、親として考えてほしいことを考えながら作ったので、
乳児期から学童期までを中心に書き進めました。
エリクソンのモデルの基本的な考え方に、
例えば、乳児期の「基本的な信頼」が作られないままに、
幼児期や学童期へ進んだときに、こどもの心は先へ進めないというものがあります。
児童期のテーマである「積極性や自主性」は、親としては乗り越えてほしい課題ですが、
それを乗り越えるためには、乳児期の「基本的な信頼」や幼児期の「自律性」が
達成されている必要がある、という考えです。
一番の基本である乳児期の「基本的な信頼」を与えるために親として何が必要なのかを、
かんがえてもらうきっかけとなれば…と思い、このページを作りました。

ところが、自分自身のことを考えたときに、
この先、「青年期前期(中学生から高校生)」「青年期後期(17-22歳ぐらい)」
「成人期(20代半ばから30代末)」「更年期(40-55歳)」「中年期(40-60歳)」
「高齢期(それ以降)」と続くライフサイクルのことを知りたいと思いました。

これは友人との話の中から教えてもらったことで、
自分の立っている位置を確認するためにも、勉強してみようと一冊の本を教えてもらいました。

ライフサイクルの心理療法―臨床実践からみる
ライフサイクルの心理療法―臨床実践からみる
松島 恭子

例えば成人期の発達課題。親密性 対 孤立。
親密性の確立とは、家庭や仕事場において相手と異なる部分に直面しても調整し、相互性を維持し、相手の存在を認め尊重し、深い関わりを持つこと。たとえ孤独感に見舞われることがあっても、それに対処していく力を身につけていけるようになる。

この課題を達成するためには、乳児期から青年期までの課題を達成している必要があります。
それが達成されているのかを、自分自身を振り返ることで考えてみました。
成人期の課題を乗り越えようとしているのが、今の時期なんではないか…と。
実は、今回の病気で予想外に与えられたのが、こんな風に自分のことを振り返る「時間」でした。
それは、もしかしたら私が最も必要としていたものでは…とも。

学生時代に精神的混乱に入ってしまったことがあります。
その時には、まだまだ時間的に余裕があったため、とある犠牲は払いましたが、
自分と向き合う時間を作れたため(偶然の産物だったのですけれどね)、
混乱を収束することができました。

けれど、今回はどこかで危機を感じていたものの、立ち止まる余裕がなかったので、
体がそれを無理矢理作ってくれたのではないか…と、そんな風にも感じています。

ところで、このライフサイクルの考え方では、
人の一生を24時間にたとえると、「40歳が正午(午後0時)」となるのだそうです。
こう考えると、私の場合、もう少しでお昼休みの休憩です。
40歳はいろんな意味で成熟して脂がのってくる時期なのかもしれないと考えがちですが、
実はその前の小休止をしても良い時期なのかもしれません。
そう考えると、ちょっと歩みをゆるめてみてもよいのかもしれません。
そして、また歩み始めた後は、おやつの時間(午後3時=50歳)まで
つっぱしってみる…というのはどうでしょうか?
人物観察 / comments(0) / trackbacks(0)
スポンサーサイト
- / - / -
Comment








Trackback
この記事のトラックバックURL: トラックバック機能は終了しました。