子どもの心を中心に、からだの面にも目を向けるような診療を心がけています。
女性ならではの、お母さんの目線に近づけるようなお話しができればよいな…と思っています。
日々の診療で思うこと、日常生活の中で感じることなどをつづっています。
最近は、どちらかというと、
普段会えない友人達へのメッセージがわりとなっているようにも思います。
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【ドラマレビュー】NHK連続テレビ小説 つばさ 2回目
JUGEMテーマ:NHK連続テレビ小説「つばさ」

またまた、「つばさ」についてです。

朝ドラは、半年間かけて描かれます。
ここ最近のドラマは、だいたい3ヶ月で、10回前後で描かれることが多いですね。
あまりおもしろいな〜と思えたドラマは、本当に少ない。
学生時代、毎クール見ていたときは、結構楽しめていたのに、最近はイマイチばかり。
よかったな、と思えたのは、「鹿男あをによし」くらいでしょうか。
「篤姫」も1年ものでしたから。

それ以前にはまったドラマといえば、「エースをねらえ!」「Water Boys 3」を思い出します。

ところで、つばさ。
1回は15分ですが、コマーシャルがなくて、月曜日から土曜日までなので、1時間半。
それが、26週間続きます。
民放ドラマの、1回50分(コマーシャルあり)の10回前後とは、遙かにボリュームが違います。
民放ドラマのおもしろくなくなっているのは、起承転結がはっきりしないこと。
最終回の1回前に、盛り上がりがきて、最終回がよかった〜と思えるものが少ないのかな。

つばさを見ていると、途中、正直中だるみしかけたときもあるのですが、
前半から中盤にかけて、ストーリー展開の中で「なんで??」と思っていた様々なこと、
例えば、サンバダンサーや母親が作った通販グッズなどが、
きちんと主軸である親子の確執の解決に使われていきます。
複線が張られていて、それがきれいに回収されていくと、おもしろい脚本だな〜と思えます。

ところで、子どもをおいて出て行ったことを美化されているというような意見も見ます。
でも、決して「美化」されていない。
祖母の台詞の中でも、何度も何度も母親に向かって、「あなたが家を出て行った10年間」という言葉が出てきます。決して、軽く扱われていないません。

ただ、戻ってきたからこその今がある、というテーマなのだと思います。

失敗が取り戻せないわけではない、失敗から学ぶことはたくさんある、
そう伝えたいのではないか、と思うのです。

外来をしていると、親は子どもに失敗させないようにしようと、過干渉になったり、過保護になったり、
親の不安から結果として子どもを責めたりしていることが多く見られます。

外来で、失敗したっていいじゃない。そこから何を学ぶかが大切なんだと思う、と伝えています。
もちろん取り返しのつかない失敗がないわけではありません。
でも、それでも自分一人ががんばるのではなく、周囲と支え合って解決していけるのかも、と
思わせてくれる、またそれを素直に受け取れる自分でありたいな、と思います。

批判することは悪いことではありませんが、建設的な批判であるとよいかな〜とも思います。

後2週間で終わってしまうのは、さびしいな〜。
その後のつばさをみたいな〜、「ちゅらさん」みたいに。
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【ドラマレビュー】NHK連続テレビ小説 つばさ

「鹿男あをによし」で玉木くんと共演していた多部未華子ちゃん主演、
さらに主役一家の名前が「玉木」家ということだけで注目し、
ずーっと春から見続けているNHK連続テレビ小説が、「つばさ」です。

NHK連続テレビ小説を継続して見続けるのは、もしかしたら初めてかも。
最初は、週末に予約録画をするのがめんどくさいから、いつまで続くかな〜と思っていました。

気がつけば、どっぷりはまっています。
春ドラマ、夏ドラマをあわせても、見続けているのは、これだけ、っていうくらい。

先週末から公式HPに掲示板が設置されたり、当初から視聴率があまり良くなかったり、
元々の連続テレビ小説ファンからは、かなり評判が悪いことは知っていました。
でも、そこまでダメ!っていわれるものなのかな〜と思います。

例えば、コメディーの部分が騒がしい、なんでいきなりサンバダンサーが出てくるの!?と
毎朝見るには、落ち着かないという意見。
突拍子もないストーリー展開、などが、批判的意見なのかな!?と思います。

でも、主役のつばさは、20歳。
子どもの頃、一方的に家を出た母親がわりに、弟の母親代わりをしながら、
自分の夢を追い求めるということに蓋をせざるをえなくて、夢を持つことすら忘れていて、
目の前に起こる出来事に右往左往しながら、成長していく姿は、考えさせられることが多いです。

さらに、つばさの母親、祖母は、それぞれ老舗の和菓子屋を引き継ぐために、
なんらかの犠牲をしいられ、自分のやりたいことを我慢したり、我慢したあまりの突拍子のない行動なども描かれます。さらには、そこから生まれてしまった母子間の軋轢なども。

自分の若いときの思いを封印しておかみ業に打ち込むあまり、それを娘や孫に強いてしまう。
それを、いろいろな出来事を通じて、頑固さの中から少しずつ変化を見せていく姿。
老年に達しても、考え方や行動を帰ることができるのではないかという期待感。

今の世の中、不況だ、政権交代したけど先が見えないという世の中で、
ドラマの中だからこそ、多少のつじつまのあわないことがあったとしても、
「ああ、こういう生き方も、考え方もあっていいんだよな!」と元気づけられる日々です。

主人公のつばさの、やや押しの強い行動が生み出す問題や、
それを周囲の人たちがいろいろな言葉で、訂正したり励ましたりする姿勢も、
20歳だから大人ではない、まだいろいろと吸収できる、そんな伸びしろを感じさせます。

この家族が、ドラマ終了後にどんな風に成長していくのだろうな〜と、
妄想するのも、かなり楽しいです。

見ている人それぞれが、いろいろと空想できちゃう、そんな幅のあるドラマです。
人生を生きていく上で、答えはひとつだけじゃないよね!?と思わせてくれる
私はそういうところにはまっちゃっているんだろうな〜というドラマです。

後3週間。小説で結末はわかちゃったかえれど、映像としてどんな印象を与えてくれるのか
これからも楽しみにしながら、日々を過ごそうかな〜と思います。

ドラマ終了後までに、舞台である川越へ行こうと思っています!
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【ドラマ】ラブシャッフル
JUGEMテーマ:ラブシャッフル


当初、野島さん脚本、恋人交換!?がテーマ、ということで、
あんまり好きなドラマじゃないかもしれない、と思っていたのですが、
玉木くんが主演ということで、見ないわけにはいきません。

玉木くんのドラマというのは、なぜかここのところ視聴率が上がりません。
ドラマとしては、かなり異色で面白いものが多いのに。
鹿男しかり、このラブシャッフルしかり。
ところどころ、いわゆる親父ギャグととられそうなやりとりがあるのが、
イマイチらしい。
でも、これだけの会話劇、しばらくみないドラマだよね〜。

それぞれの個々の役柄も短い時間の中で、掘り下げられているため、
見ているものの想像を引き立てられます。

ドラマというのは、視聴者は役柄のいろいろな顔や言葉を聞くけど、
それぞれの役からすると、見ていない聞いていない言葉や表情がある。
そのギャップを感じつつ、今後を想像するのが楽しい。

その中で菊りんという精神科医が、このラブシャッフルを始めます。
で、そのゲームの中に、菊りんの患者さんと一緒に参加する、ということをします。

まず、現実的に考えて、この設定はありえません。
でも、逆にこの設定がありえる、と考えると、この精神科医はいかれてしまっている人、ということになります。
と、考えると、この精神科医さんが今後いかれた人として動いていくのかどうかを
見極めたいところです。
(ありえない、というのは、精神科の先生というのは、
自分の私的な交流の中に、患者さんをひきずりこむということはありえない、ということ。)

どうしても、野島さんの脚本なので、最後は人が死ぬのでは、とは、
どろどろになるのでは、と、予測しがちだけれど。
この世の中、嫌なニュースで埋め尽くされそうなメディアの中で、
あえて嫌な最後にする必要はないんじゃないかな、とも思います。

そのことを反映するように、毎回玉木くん演じるうさたんの「演説」があります。
ちょっと突拍子もない感じもするし、普段が「情けないキャラ」のうさたんなので、
少し迫力にかけちゃったりもするのですが。
今のところ、松田翔太くん演じるおーじろうと、吉高ちゃん演じる海里に
やや人気を取られちゃっているうさたんキャラなのですが、
今後、どんな風に自分自身の良さを再確認するのか、
それがもう一人の主役あいあいと、彼女のめいとのやりとりの中で、
ふくらまされていくのか、かなり楽しみな展開がまっていそうです。
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佳境に入ってきましたね。


大河ドラマ「篤姫」も佳境にはいてきました。
私が見始めた理由は、玉木くん演じる坂本龍馬です。
8月31日の登場から、11月2日の「龍馬死すとも」まで、
玉木龍馬を十分に堪能させてもらいました。

篤姫の中での坂本龍馬の立場、
それを十分に考えて、役作りをしていた…とのこと。
大奥という狭い世界の中で、激動の幕末をどう感じていたのか。
そのリアリティを、見ている私たちにどれだけ感じさせるのか。
また、その一方で、幕末史に興味を持っている人達をどれだけ納得させることができるのか。
それが、現在の篤姫の一番の課題かもしれません。
篤姫と家定の夫婦関係を描いているときは、「ホームドラマ」と言い切れる。
でも、幕末の有名な歴史が語られるようになると、
「ホームドラマ」の中でも背景としてだけではすまない存在感があり。
それが、見ている者にとっては、やや未消化な部分となりやすい。

レビューを見ていると、そんな様子も感じさせます。

そんな中での玉木龍馬。
私にとっては、十分すぎるできばえでした。
龍馬のことをもっと知りたくなりました。
土佐にも行ってみたい、龍馬の足取りを追ってみる旅も楽しそう。

そう感じさせてくれました。
あと残り少ない「篤姫」。
幕末を生きた一人の女性の生き方から、学ぶことがいっぱいあるので、
まだまだ目が離せません。
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【ドラマレビュー】篤姫


3回目の登場、篤姫です。
すっかりはまっているのは、史実だから…でしょう。
あえて原作は読んでいませんが、
最近読んだ本は、「最後の大奥 天璋院篤姫と和宮」「龍馬を超えた男 小松帯刀」です。
ドラマを理解するために、こんな風に歴史の本を読むのって、面白いですね。

さて、現在は将軍後継問題が中心です。
篤姫の夫は、徳川第13代将軍家定。家定が将軍を次いだのは1853年。大政奉還の14年前。
ドラマ篤姫の中で、家定は「うつけ」の振りをしている設定です。
調べてみると、脳性麻痺とか、病弱とかいろいろな説があったようです。
でも、ドラマの解釈はなかなか面白く、そういうこともあっていいのかな…と思わせます。
将軍というのは、どのような形で選ばれるのか、というと
そこには徳川の分家や諸大名の思惑が強くなり、将軍個人の意志などは尊重されない。
そのような中で、誰も信じることができない状況で、「うつけの振り」をせざるをえない。
篤姫という理想的な夫婦に育てられた女性が、外様大名の分家の姫という立場から、
聡明だったことを認められて、薩摩藩の大名の養子となり、その一番の目的が御台所になることだったという運命を受け入れていきます。
そんないわゆる政略結婚であった中でも、きちんと夫婦の絆を作り上げていきたいという
態度を示す中で、家定の気持ちを解きほぐしていく篤姫との関係を見るのは、
なんとなく殺伐としたいやなニュースが多い中で、ほっとさせるものがあります。

この後、もともと病弱だった家定は結婚からわずか2年弱でなくなります。
その後の篤姫の運命は、自分の生まれ故郷の薩摩から刃を向けられる立場となり、
薩摩へ帰ることも選択肢のひとつだったけれど、それを断って徳川家を守ることを
彼女の生きる目的として選んでいきます。
その思いの一番の根底にあるのが、家定との夫婦の絆だったのかな…と思うと、
二人のやりとりからこちらが感じる以上に大きなものを感じます。

今年の大河ドラマは壮大なホームドラマの様相です。
でも、日曜日の夜には良いのかもしれません。

史実ですから、先が見えていることもあるのですが、だからこそ考えさせられることもあって、面白いですね。
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